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身体と意識の関係

Aug 11, 2024

講義ノート:身体と私の関係について

身体一般と個々の身体

  • 身体一般

    • 医学研究者にとって存在するが、個々の個人には存在しない。
    • あらゆる身体の共通点を取った抽象的・概念的な身体。
  • 個々の身体

    • 具体的な個々の身体。
    • 痛みなどの経験は常に「私の痛み」であり、他人に代わってもらうことはできない。

痛みと身体の関係

  • 痛みの経験
    • 痛みは「私そのもの」となり、存在と区別するのが難しい。
    • 痛みが身体のそこかしこを襲う時、身体は不随意である。

身体の二重性

  • 身体を持つ vs 身体である

    • 「私は身体を持つ」のが適した局面もある。
    • 「私は身体である」と言った方がぴったりくる局面もある。
  • 対立と密着

    • 身体との関係が対立や乖離状態にある時もあれば、密着し埋没する時もある。
    • 痛みの経験は、身体が透明でなく、私そのものとなる。

仮想的と神秘

  • 仮想的

    • 形を自由に変えることができる。
    • 粘土で作られた像のように。
  • 神秘

    • 身体一般には見出されない。
    • 身体の二面性が同時に現れる状態。

物理法則との関連

  • 物理法則の神秘
    • 存在を証明できないが、便利なもの。
    • 物理法則により、世界を意のままにできるが、法則自体は意のままにはできない。

ニュートンの運動方程式

  • 初期のオカルト扱い
    • 目に見えないものを使うことへの抵抗。
  • 神秘と身体の比較
    • 身体の奇妙な現れ方は物理法則の神秘に似ている。

最後に

  • 身体と意識の関係

    • 身体が透明で意識に従う状態から、身体が他者性を持ち支配する状態への移行。
    • 調子が良い時は身体が透明で、調子が悪くなると身体が他者性を持つ。
  • 痛みの例

    • 痛み始めは他者的だが、痛みが強くなると私そのものになる。
    • 身体と意識の力関係の変化。