TOEFLライティング採点官から教わったインテグレイティッドタスク 採点の秘密
はじめに
- 講師:桂山隆一
- 対象:TOEFL iBTを受けたことがある人、ライティング対策を開始した人
- 動画内容:TOEFL iBTライティングのインテグレイティッドタスクの採点方法
TOEFLライティングセクションの採点概要
- インテグレーティブタスクとインディペンデントタスクでそれぞれ1本のエッセイを作成
- 人間の採点官(2人)とE-Later(AI、2つ)の自動採点で評価(0~5)
- 合計4つの評価点と偏差値でスコアが決定
昔のスコア換算例(2012年以前)
- 平均評価点 4.00 = スコア 25点
- 現在は偏差値次第でスコアが変動
インテグレイティッドタスクの評価方法
基本構成
- 3分間のリーディング(4段落程度、仮説や主張と3つの理由)
- 2分間のリスニング(仮説や主張への反論と3つの反論理由)
評価基準(ルーブリックス)
- ETS が公式に公開
- ルーブリックスに基づくが、追加基準も存在
- インテグレイティッドライティング評価表
評 価表の説明
- 評価点 5, 4, 3, 2, 1, 0 の各基準
- 記述内容の質により評価点が決まる
スコアメモ(スコアメモリ)
- 実際の評価基準はスコアメモに基づく
- 例:評価レベル 5
- 3つのサブポイントをすべてカバー
- 表現や内容に大きな問題がない
部分評価基準
- レベル 4:3つのサブポイントのうち 2 つを記述
- レベル 3:1つのサブポイントを記述
- レベル 2:かなりの問題がある
- レベル 1, 0:省略
実際の評価基準の緩和
- 表現力が高いエッセイは基準より高評価の可能性
- 例:1つの理由が不十分でも、他で補完
結論
- レクチャーの内容を詳しく書く
- 無駄に語数を稼がない
- 内容と関連のないテンプレートは使わない
- 重要なのは内容の質
- 評価点 3 は取りやすい
その他
- E-Later の評価は気にしなくて良い
- 本質は人間の採点官がどう評価するか
以上が、TOEFLライティングのインテグレイティッドタスクの秘密と、どのようにエッセイを書くべきかの説明でした。