TOEFLライティング採点官から教わったインテグレイティッドタスク 採点の秘密

Jul 7, 2024

TOEFLライティング採点官から教わったインテグレイティッドタスク 採点の秘密

はじめに

  • 講師:桂山隆一
  • 対象:TOEFL iBTを受けたことがある人、ライティング対策を開始した人
  • 動画内容:TOEFL iBTライティングのインテグレイティッドタスクの採点方法

TOEFLライティングセクションの採点概要

  • インテグレーティブタスクとインディペンデントタスクでそれぞれ1本のエッセイを作成
  • 人間の採点官(2人)とE-Later(AI、2つ)の自動採点で評価(0~5)
  • 合計4つの評価点と偏差値でスコアが決定

昔のスコア換算例(2012年以前)

  • 平均評価点 4.00 = スコア 25点
  • 現在は偏差値次第でスコアが変動
    • 例:評価点が 4 でも 23点~26点に変わる

インテグレイティッドタスクの評価方法

基本構成

  • 3分間のリーディング(4段落程度、仮説や主張と3つの理由)
  • 2分間のリスニング(仮説や主張への反論と3つの反論理由)

評価基準(ルーブリックス)

  • ETS が公式に公開
  • ルーブリックスに基づくが、追加基準も存在
  • インテグレイティッドライティング評価表

評価表の説明

  • 評価点 5, 4, 3, 2, 1, 0 の各基準
  • 記述内容の質により評価点が決まる

スコアメモ(スコアメモリ)

  • 実際の評価基準はスコアメモに基づく
  • 例:評価レベル 5
    • 3つのサブポイントをすべてカバー
    • 表現や内容に大きな問題がない

部分評価基準

  • レベル 4:3つのサブポイントのうち 2 つを記述
    • 内容に若干の問題がある
  • レベル 3:1つのサブポイントを記述
    • それ以上述べているが、重大な問題がある
  • レベル 2:かなりの問題がある
  • レベル 1, 0:省略

実際の評価基準の緩和

  • 表現力が高いエッセイは基準より高評価の可能性
  • 例:1つの理由が不十分でも、他で補完

結論

  1. レクチャーの内容を詳しく書く
    • サブポイントすべてをカバーする
  2. 無駄に語数を稼がない
    • 内容と関連のないテンプレートは使わない
    • 重要なのは内容の質
  3. 評価点 3 は取りやすい
    • 3つの理由のうち2つがレベル 3 なら評価点 3

その他

  • E-Later の評価は気にしなくて良い
  • 本質は人間の採点官がどう評価するか

以上が、TOEFLライティングのインテグレイティッドタスクの秘密と、どのようにエッセイを書くべきかの説明でした。