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氷河期から縄文時代の変遷

Aug 13, 2024

時代背景と地質年代

更新世

  • 約2万年前までの時代。
  • 理科的には「更新世」と呼ばれる。
  • 一般的には「氷河期」として知られる。
    • 非常に寒冷で、海は凍結。
    • 日本列島は大陸と陸続きで、陸橋が存在。

人類の移動と生活

  • 人類はアフリカ大陸で出現し、獲物を追って移動。
    • マンモスやヘラジカを狩猟。
    • 日本列島には北からマンモス、南からナウマンゾウが移動。
  • 移動生活の中心は狩猟。
    • 定住せず、簡易な住居で生活。
    • 生活は狩猟、採集、漁猟。

道具と技術

  • 打製石器の使用。
    • 石を打ち砕いて作成。
    • 握り槌、ナイフ型石器、尖頭器(槍の先端の石)、細石器(釘バット)など

環境の変化と縄文時代

完新世

  • 約1万年前、地球が温暖化。
    • 環境、生活、道具が大きく変化。
    • これにより縄文時代が始まる。

縄文時代の生活

  • 陸橋が消え、日本が列島化。
  • 小型動物の増加。
    • シカ、イノシシ、ウサギなど。
  • 植物採集も発展。
    • 栗、どんぐりなど。
  • 漁猟の発展。
    • 丸木舟での漁猟。

定住の傾向

  • 半定住化が進む。
    • 集落の規模は約30人。

道具の進化

  • 磨製石器の発明。
    • 石を磨いて作成。
    • 打製石器と磨製石器の併用。
  • 弓矢の発明。
    • 小動物を狩るため。
    • 矢尻には磨製石器や黒曜石が使用される。

考古学的遺跡

貝塚

  • ゴミ捨て場。
    • 大森貝塚が有名。
  • 貝塚の分布から当時の海岸線がわかる。

この講義では、氷河期から縄文時代への移行における人類の生活の変化、および地質的・文化的な影響を学びました。