ユーザー系SIについての講義メモ

はじめに

• 講師: 杉本
• 対象: 就活中の学生
• テーマ: IT業界のユーザー系SI企業

SI業界の分類

• SI業界: IT業界内のカテゴリ
  • ユーザー系: 事業会社のシステム部門が独立したSI企業

ユーザー系SIの特徴

• 親会社を持ち、事業会社のシステム部門が独立して別会社となる
• 日本には約10万〜20万社程度のSI企業が存在
• 上場企業の情報通信分野は約550社
• 日本の全体企業数は約370万社

ユーザー系SIの分類と例

• 商社系: 伊藤忠CTCなど
• 銀行系: 三菱、三井住友など
• 保険系: 東京海上など
• 医療系: インフォコムなど
• 産業系: JFEシステムズなど
• 証券系: 野村総合研究所（NRI）など

ユーザー系SIの構造

• 完全内販: 親会社のシステムのみ扱う
  • 例: 東京海上日動システムズ、日本総研
• 外販あり: 他社にもシステムを販売
  • 例: NRI、日精情報テクノロジー

ユーザー系SIのメリット

• 親会社の安定した仕事が得られる
• 自社内での開発が多い
• 上流工程に関与できる
• 福利厚生の充実
• 親会社に依存した高い社会的信用

デメリット

• 完全内販では市場価値が限定されがち
• 転職や多様な経験の機会が少ない可能性

まとめ

• ユーザー系SI企業は事業会社のシステム部門から独立した企業
• 親会社による安定性と制約が存在
• 数が限られているため、企業の詳細を把握することが重要

おわりに

• 動画の評価やチャンネル登録のお願い
• コメントでの質問受付

以上が講義の内容です。