Python入門 第17回例外処理

概要

• 本講義ではPythonプログラム内での例外処理の方法について学ぶ。
• エラーハンドリングや例外処理を行うことで、プログラムがエラーを起こしても処理を中断せずに継続できる。

基本的な例外処理

1. 関数の作成

   • 2つの変数を足し合わせる関数をラムダ式で作成。
   • 関数名をadd_numとし、引数にaとbを取り、a + bを返す。

2. エラーの発生

   • add_num(5, '2')のように整数と文字列を足し合わせるとエラーが発生。

3. 例外処理の書き方

   • tryブロック内にエラーが発生する可能性のあるコードを配置。
   • exceptブロックでエラー発生時の処理を記述。
   • エラー発生時に「例外が発生しました」と表示し、その後も処理を続行。

詳細な例外処理

• エラーの詳細表示

  • except TypeError as e:でエラー原因を表示可能。print(e)でエラー内容を出力。

• 正常処理時の処理（else）

  • elseブロックはtryが正常に実行された場合に実行される。
  • 通常の処理が成功した場合、else内のコードが実行される。

• 常に実行される処理（finally）

  • finallyブロックは、成功失敗に関わらず必ず実行される。
  • 終了処理やリソースの解放などに利用。

例を通した理解

• 正常な足し算（例: add_num(1, 2))では、elseの処理が実行。
• エラー時（例: add_num(1, '2')）では、exceptの処理が実行され、その後finallyの処理が行われる。

応用例：スクレイピング

• ウェブスクレイピングでURLにアクセスできない場合に例外処理を使用可能。
• URL変更によるアクセスエラーを検知し、どのURLに問題があるかを特定。

結論

• 例外処理はプログラムの信頼性を高めるために重要。
• どんなときに使うかを理解し、適切に実装することが求められる。
• 今後のプログラミングで役立つ知識であるため、しっかりと身につけておくことが重要。

動画のご視聴ありがとうございました。引き続き頑張っていきましょう！