アイススケートリンクを溶かす実験

Jun 28, 2024

講義ノート:アイススケートリンクを溶かす実験

概要

  • 実験場所:静岡県浜松市の浜松スポーツセンター
  • コンディション:室内気温約10-11℃、氷の温度は約-10℃
  • アイススケートリンクをどうやって溶かすか実験
  • リンクは解体予定のため実験許可を得ている

実験の準備と進行

アイススケートを試す

  • 初めてのスケート体験
  • 滑ることでリンクの硬さを実感

体温で溶かす試み

  • 手のひらや膝で実験、わずかに溶ける
  • 吐息や舐めることでも試すが効果は限定的
  • 全身を使っても大きな効果なし

炎と熱を使用する

  • マッチ:1箱使っても大きな効果なし
  • ドライヤー:局所的に有効だが時間がかかる
  • ヒートガン:600℃でも効果限定的
  • ガスバーナー:800-1000℃でも局所的な効果のみ

物理的な手段

  • ハンマー:あまり効果がない
  • 高圧洗浄機:効果的だが作業者も濡れる

その他の方法

  • スピリタス(アルコール):火をつけても効果限定的
  • お湯:数回試みて初めて効果が見られる

結果と感想

  • アイススケートリンクの解体には非常に長い時間がかかる
  • お湯が一番効果的だが全体を溶かすのは難しい
  • 最終的には体力と時間の不足で断念
  • スタッフによると自然に溶けるのには約2週間かかる

教訓

  • アイススケートリンクの厚さと冷たさを再確認
  • 実験の過酷さを体験することで、解体の難しさを実感
  • 今後の実験や企画への貴重な知見となった