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タプルの基礎と活用方法

May 4, 2025

Python入門 第12回目: タプル

タプルの基礎

  • タプルはリスト同様に複数の要素を格納できるデータ構造。
  • 作成例: t = (1, 2, 3)
    • カンマで要素を区切り、丸括弧で囲む。
    • リストは角括弧を使用。

タプルとリストの違い

  • 変更不可: タプルは要素の追加、変更、削除ができない。
    • リストは可能。
  • 例: t[0] = 5 はエラー (TypeError)
    • エラー内容: 'tuple' object does not support item assignment
  • 参照は可能: t[0] は有効で、要素を参照可能。

タプルのメリット

  • 不変性の活用: 要素が変更されないので、設定値などの保護に利用。
    • 例: APIキーやアクセストークンの保存。

タプルからの要素取り出し

  • アンパック: 複数の変数に一度に要素を代入可能。
    • 例: a, b = ta=1, b=2
    • 可読性: インデックスよりも変数名を使用する方が明確。

演習問題

  • タプルの連結と新しいタプルの作成。
    • 例: t1 = (1, 2), t2 = (3, 4) を連結して t1 = t1 + t2 とすると、新しいタプル t1 = (1, 2, 3, 4) が作成される。
    • ポイント: 元の t1 が変更されたのではなく、新しいタプルが作成された。

重要なポイント

  • タプルの不変性を理解することで、バグを避けることが可能。
  • 新しいタプルの作成が本質的に行われることを認識する。

引き続き頑張っていきましょう!