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Python辞書の基本と操作方法

May 4, 2025

Python入門 第13回講義

辞書とメソッド

辞書の基本

  • 辞書はキーと値のペアで構成され、波括弧 {} を使用。
    • 例: { "apple": 80, "banana": 100 }
  • キーは一意でなければならない。
  • 値を取り出す方法: 辞書名[キー]
    • 例: d["apple"] で 80 を取得。

辞書の要素操作

  • 値の更新
    • 例: d["banana"] = 120
  • 新しい要素の追加
    • 例: d["peach"] = 150

キーの取得

  • 全てのキーを取得: 辞書名.keys()
    • 例: d.keys() -> ['apple', 'banana', 'peach']
  • キーを1つずつ取り出す: for key in 辞書名.keys()

値の取得

  • 全ての値を取得: 辞書名.values()
    • 例: d.values() -> [80, 120, 150]
  • 値を1つずつ取り出す: for value in 辞書名.values()

キーと値のペア取得

  • 両方を取得: 辞書名.items()
    • 例: d.items() -> [("apple", 80), ("banana", 120), ("peach", 150)]
  • 1つずつ取り出す: for key, value in 辞書名.items()
    • タプルのアンパックを利用。

値の取得メソッド

  • .get(キー) メソッド
    • 存在しないキーを指定した場合は None を返す。
    • 例: d.get("melon") -> None
  • 直接キーを指定した場合はエラーが発生する。

要素の削除

  • .pop(キー) メソッド
    • 指定した要素を辞書から削除し、その値を返す。
    • 例: d.pop("apple")

まとめ

  • 辞書の基本的な操作は、要素の追加、削除、更新、取得など。
  • 辞書のメソッドを有効に使いこなすことで、効率的にデータを扱える。
  • 特に .items() を使ったキーと値の同時取得は重要。

講義を聴講いただきありがとうございます。次回も引き続き頑張りましょう。