はいみなさんこんにちはこちらの動画ファイルはマーケティング入門第2回の01一番最初の動画ファイルです左下のところにですね音声ってちょっと書いちゃったんですけどこの01のところが動画ファイルの一番最初のスライドです今日は第2回としてマーケティングの具体的な理論に入っていく前にですねその根本的な考え方 とか、マーケティングの創造って一体何を意味するのかといった若干ですね、抽象的な話になりますが、大事な話について皆さんと押さえていきたいと思います。 構成としてはですね、毎回私のクラスでは冒頭で前回の内容の振り返りを簡単に行います。 それを踏まえてですね、その回の内容、今日であればマーケティングの考え方について見ていきましょう。 では前回の振り返り マーケティングっていうものを 私たちこれから見ていくんですけどもそれって一言で言うと何なのかっていうことでしたねマーケティングの定義というのは さまざまな学者がですね いろんな定義を当てはめていてしかもアメリカのマーケティング協会とか 日本のマーケティング協会とかがですねさまざまな定義を出していますが 非常に抽象的であるために 私はこの授業ではですね 一旦この日本で提唱されている定義の一つである売れる仕組みづくりのことをマーケティングと指すのだということでですね皆さんにお伝えしています売れる仕組みづくりって一体じゃあどういったものが具体的には当てはまるのかということですけれどもこれ前回お見せしたスライドですねまずそのマーケティングっていうことをやる 主体があるわけですね つまり 誰がやるのか 現在は企業だけにとどまらず 自治体とか政府 それから非営利団体というものもマーケティングを行う主体であると 言われています ですが このクラス入門編ということで まずはイメージ 分けやすいようにちょっと対象を絞って 企業がと見ていきましょうはい そうするとですね、皆さんがiPhone使ってますとかMacBook使ってますなんていう方いると思うんですが、そういったものを作っているAppleという企業がいますね。 で、Appleが自分たちが作って提供しているものがちゃんと売れる仕組みを作るということは、何をしなければいけないか。
まず魅力的な製品、売れる製品を作らなきゃいけないってことですね。 iPhoneというものが出来上がったとしても、バージョンアップどんどんしてますね。 ちゃんと時代に合わせて、多くの人が欲しいなと思うような魅力的なiPhoneを作る。 デザインであり、機能であり、他にもブランドイメージでありと、さまざまありますね。 作るだけではダメで、それをちゃんと多くの人に知ってもらって、しかも欲しいなと思わせる。
そのためには宣伝が必要だったりする。 さらには、よし買いたいぞと思う人が実際にお金を出して手に入れられるように店で売る、そういった店舗を構える必要がある。 それから品揃え、ちゃんと欠品が生じないようにしなければならない。 当たり前と思うかもしれないけれども、この一つ一つの企業活動全てが売れる仕組みづくりにつながっていて、マーケティング活動の一つだと言えるわけですね。 同様に、 グリコも一緒でしたね。
美味しいお菓子、製品作る、そして値段いくらにするのかっていう根付けもありますね。 そして同じように宣伝し、コンビニで売ると、こういったどこで売るのかといったこともですね、マーケティングの戦略の一つに入ってきたわけです。 これを考えていく上で重要な考え方として、常に自分たちの製品やサービスを買ってくれる顧客のことを考えるっていうことでした。 考えるっていうのはどういうことかっていうと、自分たちがこういう製品を作りたいから作って売ろうっていうふうに、製品のことを中心に考えるんじゃなく、顧客は一体どんなものを求めてるんだろうと、顧客のことを中心に考えなきゃいけないぞっていうことでした。
自分たちのお客さんにしたいと思っている顧客はですね、どんなものが好き、どんなデザインが好きとか、何を欲しがってるといったことを考えることによって、 新たな顧客を作り出していく つまり 自分たちの製品とかサービスを買ってくれる人をどんどんどんどん増やしていくということに つながるんだという内容を見てきました一つの簡単な事例として 前回 スターバックスが新たな商品を作ったときの話かいつまんでご紹介しました 2018年に大人向けのフラペチーノを発売した時の話ですこの時にまずそもそも自分たちの顧客 買ってくれてる人たちがですね今どんなものを求めてるのかといった実態調査を行ったわけですアンケート形式で行いましたその結果をですね まず10代 20代 30代 40代というように年代別に分けてどんな傾向があるかという見方をしたんですねはい でその結果フラペチーノって結構スタバの代表的な商品だと思うんですが30代以上のですね年齢が高めの世代の人たちというのは自分が10代20代の頃はフラペチーノ好んで飲んでいたけれども今はあんまり飲んでいませんということがわかったわけですねでじゃあ今は何を求めているかというと本格的な味わいを楽しめるコーヒーが欲しいとで じゃあここにてこ入れしようかってなった時にどんな商品投入するかですね で前前回ご紹介しましたけどもこういった時に自分たちのことと顧客のことを考えるまあこれ重要なんですがプラスライバルのことも考えなきゃいけないということを話し しましたつまりコンビニコーヒーということですね存在を考えるとまぁ当時 a コンビニコーヒー100円ぐらいでコーヒーを買えたわけですが、しかも割と本格的な味わいのコーヒーを楽しめちゃう。 価格戦略で考えていくと、消費者というのは同じものを買うんだったらば、高いものよりも安いものの方が値段に魅力を感じて買いやすいわけですね。 そこで考えると、単純に本格的な味わいのコーヒーを買うことができる。
コーヒーというものの土俵で戦うとどうなんだろうと価格の部分でどうしてもコンビニの方が値段が安めになって魅力的なのでそこだけで勝つの難しいんじゃないかといったことを社内でいろいろと検討したわけですその結果30代以上の男女を対象に絞りその人たちはフラペチーノを卒業していて今は本格的なコーヒーを欲しがっているこんな人たちに対していろんな 右右曲折あったんですが最終的にはビターな本格的味わいでその人たちが今求めているような味わいも楽しめるだけれども昔飲んでいたフラペチーノをまた楽しめるようにという大人向けフラペチーノを販売しましたここでですね前回こんな話したんですけども考えてみればですね ダイレクトに30代以上、自分たちが狙いを絞った顧客がですね、本格的な味わいのコーヒー欲しいよと言ったのであれば、じゃあその味の部分でコンビニに買てるようなものを開発して、それを売り出してもよかったわけですね。 じゃあなぜフラペチーノにこだわったのかということなんですけれども、皆さんこれなぜだと思いますか。 さまざまな解釈できるかと思うんですけれども、 まず一つには先ほど言った価格の部分でどうしてもコンビニコーヒーと競合したときに勝てないんじゃないかといったものですこれは後にスポット分析という分析手法をご紹介しますけれども自分たちつまりスターバックスの強み弱みこれ相対的に見てですが強みは何なのか弱みは何かって考えたときにまっ 価格の部分もですね、消費者がそこまで質の差というものを評価してくれればいいんだけど、単純に例えばブレンドコーヒーとかで見比べたときに、価格の部分で見比べられちゃうと、どうしても割安に感じられるコンビニコーヒーの方が強みがあって、価格面では優位に立てないんじゃないか。 でもその一方で、スタバってフラペチーノ非常に重要な、 魅力的でそこってスタバの強みですよねなので自分たちの強みであるフラペチーノの土俵で勝負しようっていうの��一つの戦略としてあり得るとこれスポット分析の差から言えますスポット分析っていうのは自分たちの強みとか弱みというものを分析してじゃあどうするかっていうのを考えていくというものですこれはまた別の回でご紹介しますもう一つですね考えられることとして フラペチーノの利益率が高めであり自分たちにとってですねこちらで攻めた方が会社にとっても利益が高くなるこういったですね戦略が潜んでいたんじゃないかなと言えます さて、ここまでがですね、前回の内容を振り返ってきたことです。 スタバの事例から考えてもですね、自分たちが30代以上の男女に対して何か新商品を投入しようって思った時に、じゃあその人たちって一体何が好きなんだろう。
今は本格的な味わいのコーヒー欲しがってるけれども、以前はですね、フラペチーノも好んで飲んでいた人たち。 ただ、アンケートの結果から、 フラペチーノすごく好きだったけど、今はどうしても年を重ねるにつれて、自分の思考も変化して、甘ったるく感じてしまうようになった。 もう少しすっきりした味わいだったらなといったふうにニーズが変化していたわけですね。 そういった人たちに向けて、じゃあ顧客が今求めていて喜びそうなものは何なのかというのを考えて、この大人向けのフラペチーノを作った。
そうすると、過去にフラペチーノが好きで、今は離れていたお客さんも、これだったらフラペチーノまた飲みたいなと買ってくれた。 つまり顧客がまた増えたわけですね。 こんなふうにして顧客のことを中心に考えて、売れる仕組み作り、マーケティングの戦略を立てていこうというものでした。
さてここまでが前回の振り返りです。 ではこの動画ファイル01は以上で終了です。 動画をずっと見ているのは疲れると思いますので、間、適宜皆さん休憩をとってまた02に進んでください。 お疲れ様でした。