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Google Geminiアップデート概要

Jun 13, 2025

Summary

  • 本会議ではGoogle GeminiのDeep ResearchおよびCanvas機能のアップデート内容と、それによる業務インパクトを中心に議論が行われた。
  • Deep Researchでファイル添付が可能になり、資料作成や調査方法が根本的に変わる点が紹介された。
  • Canvas機能との連携による資料のビジュアル化やGoogle サイトでの共有方法など、具体的な手順や活用事例も共有された。
  • 今後、社内業務や資料準備、合意形成の方法が大きく変わる可能性について参加者で確認した。

Action Items

  • 担当者未定: Deep Researchの添付ファイル機能を使った資料作成方法を社内ガイドとして整備
  • 担当者未定: Canvasで作成した資料をGoogle サイトで共有する実践事例をチームに展開
  • 担当者未定: Deep ResearchとNotebookLMの使い分けガイドを作成

Deep Research機能のアップデート概要

  • Deep Researchでファイル(特にスプレッドシートやドキュメント)を最大10個まで添付して、より自社実情に合わせた調査や資料作成が可能に。
  • ファイル添付によって、外部Web情報だけでなく社内データも分析対象にできるため、提案やリサーチの質が向上。
  • 今回のデモでは、自社テント商品の一覧を添付し、未販売商品や市場動向を調査・提案まで一括して自動化。

Canvasによる資料ビジュアル化・活用方法

  • Deep Researchの調査結果をCanvas機能を使ってWebページ、インフォグラフィック、クイズ、音声概要など多様な形式に視覚化可能に。
  • ビジュアル化した資料はそのままGoogle サイトへHTML埋め込みで共有可能。
  • 外部プレゼン用資料や社内共有、研修用途としてのクイズ形式も容易に生成できる。
  • 活用例として、エグゼクティブサマリー、市場概況、商品分析、提案内容などを自動でまとめる機能を確認。

Google サイトでの共有・運用方法

  • Google サイトを利用すれば、作成したビジュアル資料をチームや全社へ簡単に共有・公開できる。
  • ドライブ内でのフォルダ管理やアクセス権設定も一般的なドキュメント類と同様に可能。
  • 現状、Workspace利用者は直接Canvasから共有不可だが、HTML埋め込みで回避可能。

利用上の注意点・課題

  • Deep Researchのアウトプットが長大な場合、Canvasのプレビューが表示されないことがあるが、HTMLコード自体は取得可能なためGoogle サイトへの貼り付けで再現できる。
  • トークン数制限により、調査やビジュアル化の結果が限定されるケースがある。

Decisions

  • Deep Researchの添付ファイル機能を正式に業務で活用する方針を確認 —社内の調査や資料作成業務の効率化・質向上のため。

Open Questions / Follow-Ups

  • NotebookLMとDeep Researchの利用シーンの明確な使い分け基準がチーム内で未整理
  • Deep ResearchおよびCanvasの新機能を活用した実際の社内導入時のベストプラクティス共有方法
  • Google Workspaceでの今後のCanvas共有機能拡張スケジュール