Overview
本講座は茨城県教員採用試験対策のためのオリエンテーションで、試験制度変更点や実技演習中心の指導方針、試験対策の具体的方法について説明がありました。
講座の特色
- 経験豊富な講師陣によ る茨城県採用試験特化の指導。
- 教育現場と行政の最新課題を反映した内容。
- 第2次選考試験（個人面接、模擬授業、場面指導、集団活動）対策に重点。
- 少人数での個別指導と丁寧なフィードバック体制。
- Zoomによるオンライン配信と動画復習対応（一部実技除く）。
試験制度の変更点と対応
- 今年度から教職専門は廃止、専門教科対策が重要に。
- 1次試験は専門教科重視、合格点400点。
- 2次試験は人物評価重視（個人面接・模擬授業・集団活動）。
- 一般教養と教職専門の削除により、今後は適性検査導入も検討中。
第一次試験の傾向と対策
- 専門教科科目の対策が必須。
- 過去問分析や出題傾向の把握が重要。
第二次試験（個人面接・模擬授業・集団活動）の詳細
個人面接
- 面接は30分程度、志望動機や自己PR、人間関係対応も問われる。
- 評価観点は使命感、人間性・社会性、コ ミュニケーション能力、専門性。
模擬授業
- 各自選択した教科・単元の「導入場面」を10分で実施。
- 黒板やホワイトボードの使用可、A4メモ1枚持込可。
- 対象児童生徒への発問・意欲喚起・論理的説明・創意工夫等が評価基準。
場面指導
- その場で課題提示、1分構想・2分実演で指導力を確認。
集団活動（特別支援学校受験者のみ）
- 60分間でグループワーク・ポスター作成・プレゼンを実施。
- テーマ例：個別教育支援計画の活用方法の提案等。
- 評価観点は意欲・使命感・共同性・積極性・協力性。
受講にあたっての心構え
- 実技演習への積極的な参加が合格への近道。
- 講師・他受講者と積極的に情報交換しながら、回数を重ねて自信と実力をつける。
Key Terms & Definitions
- 教職専門 — 教員採用試験で出題されていた教育理論・教育法規等に関する科目（廃止済み）。
- 模擬授業 — 採用試験で教員が模擬的に授業を行う実技試験。
- 場面指導 — 実際の教育場面を想定し短時間で指導力を示す実技。
- 集団活動 — 特別支援学校受験者対象、協働作業や発表を通じて適性を測る課題。
Action Items / Next Steps
- 欠席者はビデオを視聴し復習すること。
- 各自、模擬授業の教科・単元を選び、A4メモにまとめて次回に備える。
- 場面指導や集団活動のテーマ例・進め方を再度整理しておく。
- 必要に応じて講師や受講仲間と情報共有・相談を行う。