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英語の冠詞と前置詞のポイント

Jun 30, 2025

Overview

本講義では、英語の冠詞(a, the)と前置詞の役割や使い方、文化による言語表現の違い、語の選択ミスが生む誤解に焦点を当てて解説されました。

バレンタインデーと各国の文化

  • バレンタインデーは聖バレンティヌスを偲ぶ日が由来。
  • 日本独自の習慣で、女性が男性にチョコレートを贈る。
  • 欧米では男性が女性に花やギフトを贈る日が主流。
  • アメリカやイギリスでは友人・家族にもカードやギフトを贈る。

英語の冠詞(a, the)の基本

  • aは初めて登場する不特定の単数名詞に使う(例:I watched a movie)。
  • theは話し手と聞き手で特定できる名詞に使う(例:I enjoyed the movie)。
  • 複数形や不可算名詞にはa/theを使わないことが多い(例:I like movies. I like cats.)。

名詞の数え方と冠詞の注意点

  • animal名が肉になると冠詞や複数形が不要(例:I ate chicken)。
  • I like cat(猫肉が好き)とI like cats(猫が好き)は意味が異なる。

恥ずかしいの表現

  • shyは性格を指し、embarrassedは一時的な恥ずかしさを示す。
  • blushは恥ずかしさで顔が赤くなること。

Do you have time?とDo you have the time?の違い

  • Do you have time?は「時間ある?」(誘いの意)。
  • Do you have the time?は「今何時ですか?」(the time=現在時刻)。

前置詞を使った簡潔な表現

  • 洋服や靴:inを使う(例:a girl in a red coat)。
  • 眼鏡やアクセサリー:withを使う(例:that man with glasses)。
  • 誰かが何かを持っている、特徴がある場合はwithを用いる。

前置詞の有無で変わる意味

  • The police searched his house(家の中を捜索した)。
  • The police searched for his house(家の場所を探した)。
  • forは「~を求めて探す」ニュアンスを持つ。

byとtillの違い

  • by 6 pmは「6時までに」到着・行動が完了。
  • till 6 pmは「6時までずっと」その状態が続く。
  • 前置詞の選択ミスで実際にトラブルが起こる例がある。

Key Terms & Definitions

  • 冠詞(a, the) — 名詞の前につけ、特定・不特定を区別する語。
  • 前置詞(in, with, by, till, for) — 名詞や代名詞の前に置き、関係や意味を補足する語。
  • embarrassed — 瞬間的な恥ずかしさ(受動態で使う)。
  • blush — 恥ずかしさで顔が赤くなること。
  • Do you have time? / Do you have the time? — 前者は「空き時間」、後者は「今の時刻」。

Action Items / Next Steps

  • 冠詞や前置詞の使い分けを英文で練習する。
  • 英語表現のバリエーションに意識して日常で例文を集める。
  • 次回は今学期最後の講義。復習をして臨むこと。