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ケッペンの気候区分の基本

はいみなさんこんにちは航行中の授業動画世界の気候第6回ケッペンの気候区分です 気候区分ってどうやって判定するのということで今回の動画ではそもそも気候区分とは 何か ケッペンの気候区分はどのような手順で判定するのかを解説したうえでいくつかの雨温 図やはいさーグラフから実際に気候区分を判定する練習をしてみたいと思います そもそも気候区分というのは 世界中で見られるいろんな紀子をいくつかにグループ分けしてみようというものです そしてグループ分けもいろいろな方向のうち最も広く使われているのがドイツの j 各社 欠片という人の考えた方法です余談ですがこの欠片 地形分野の大陸移動説で登場した米ゲイナーの義理のお父さんにあたります さて欠片はせいか 体重を旅する中で遠く離れた場所であっても気候が似ていれば 植生も似ていることに気がつきました植生というのはそこに育つ植物のまとまりのこと です 例えば一年中暑くて雨がよく降るという地域であれば東南アジアであってもアフリカで あっても 熱帯雨林と夕食生が同じように見られます そこで計 電話植生に一番大きな影響を与える 気温と降水量という機構表すを基準にして世界の気候を大きく5つ a 機構 b 起工式高 d 紀子いい紀子に分類しました この a からいいというあ喋ったそれぞれ熱帯暑い場所 感想大家はいた場所御大あったかい場所 霊体寒い場所艦隊すごく寒い場所を意味していて 赤道から緯度が高い なるにつれて abcde というこの順番で分布しています 大まかな分布を世界実で見てみましょう熱帯の a 機構は一番程度 年中暑い赤道付近に分布します雨の多い場所では熱帯雨林が雨季と乾季が分かれる場所 ではサバンナが見られます 乾燥タイの日機構はサハラ砂漠や アラビア半島アフリカ大陸の南部やオーストラリアなど a 機構よりも少し高緯度側 に位置します 降水量が少なく樹木は見られません b 機構からさらに高緯度側に行くと日本や ヨーロッパのように暑すぎず寒すぎない場所となり 御大の歯医機構が分布しますもっと緯度が高くなってロシアや可能 がまで来ると寒い霊体の d 機構が分布します 樹木はギリギリストア月ようなのですがこの寒さで育つ樹木の種類は限られるので 寒さに強い針葉樹林ばかりの広大な森林が広がっています なおロシアやカナダに相当する井戸は南半球では海なので d 機構は北半球にしか存在しませんそして北極や南極付近はすっごく寒い艦隊の良い 気候となりますこの世界全体での大まかなイメージを掴んだ目で 続いてはケッペンの気候区分の詳しい判定手順を見ていきましょう ケッペンの気候区分はまず樹木があるかないかで大きく2つに分けられます 樹木があればええか c か d 樹木がなければ b かいい気候です 樹木がない理由が2つに分けられて乾燥が原因で つまり降水量が少なすぎて木が生えない場合には乾燥タイの b 機構 低音が原因でつまり気温が低すぎて木が生えない場合には 艦隊の良い気候と呼ばれます b 機構は降水量によってさらに2つに分けられます 少しは雨が降って樹木は育たないけれど草なら入るために1面 草原が広がるような気候が bs 機構ステップ紀子 ですイメージとしてはモンゴルのようなこんな景色です 全然雨が降らなくて樹木はおろか草もほとんど育たないような気候が bw 機構 砂漠気候です 砂漠といっても砂が広がる砂漠だけでなくこんな風に岩石の広がる砂漠も多くあります 樹木が入るために最低限必要な降水量を乾燥限界と言うのですが 年降水量が乾燥限界未満から間奏限界の1/2以上なら bs 機構感想限界の2分の 1未満の降水量なら b ew 気候となりますこの感想限界を判別する数式もあるのですが計算してまで判定 することは航行中ではほぼないので 年降水量が多めで500ミリかだと bs 紀行その半分のおおむね250ミリ以下だ と bw 機構くらいのイメージで十分です続いて艦隊の良い気候 寒すぎて樹木が生えないというのは 具体的には裁断月平均権を最も暖かい月の平均気温が10度未満と定義されています この10度という数字は覚えておきましょうたとえ冬が寒くでも 夏場の気温が10度に達すればどうにか生きられた樹木もあるのですが 夏でも10度に達しないと樹木が入ることができません良い気候はさらに どれだけ 寒いかて二つに分けられます裁断月平均気温が0度以上10%未満の場合には et 機構 すんドラ機構と呼ばれます短い夏には氷が解けて苔が生えたりするので 農業はできませんが人々はトナカイの遊牧や狩猟などで暮らしていますさあ ダン月平均気温が0度未満の場合には ef 機構剽窃気候です 南極大陸のように雪と氷に覆われた世界で基本的には人は住んでいません なお bs be wet ef と樹木のない気候の記号はすべて大文字であること に注意して ダサい今度は樹木のある acd 機構を見てみましょう こちらは大文字の後に小文字のアルファベットをつけるので注意してください acd 機構は菜館月平均気温 一番寒い月の平均気温で分類されます 西館月平均気温が18度以上だと 一年中暑いということで熱帯の a 機構になりますこの18度というのはヤシの木が 育つひとつの基準とされています菜館月平均気温がマイナス3度以上18度未満だと 温帯の c 機構 そして菜館月平均気温がマイナス3度未満だと霊体の d 機構ですそれ それの気候の細かい区分を見ていきましょう a 機構は雨の降り方でさらに3つに 分けられます 雨季と乾季がなく1年中雨が降っている 具体的には最小う月降水量一番雨の少ない月の月間降水量が60ミリ以上だと a f 機構熱帯雨林気候と呼ばれますこの写真のように 熱帯雨林が広がっていますこの小文字の f は正確にはドイツ語で湿った を意味するぽい人という単語の頭文字なんですが日本語だったら雨が降る降る af 機構というふうに御覧わけでイメージしてしまった方が覚えやすいかと思いますそして 季節によって降水量に 上がり弱い寒気があるのが am 機構 熱帯モンスーン気候雨季と乾季がはっきり分かれるのが aw 機構 サバナ気候ですサバナ気候では乾季には草が枯れて樹木の葉が落ちるので乾燥に強い アカシアなどの樹木がまばらに入る ゾウやキリンなどが歩いていそうなこんな感じの景色が一 がありますこのような植生を savanna あるいはサバンナと呼びます m と w という単語もドイツ語なのですが実際にはモンスーノ m と winter 冬季感想の w でいいでしょ地域子はちょっと多くて4つに分かれます 一年中雨が降るのが湿潤を表す f をつけて cf 機構 cf あ ラーに気温で2つに分けられて裁断月平均気温が22度以上だと cfa 温暖湿潤気候裁断月平均気温が22度未満だと小文字の b をつけて cfb 機構請願海洋性気候と言います 日本は北海道以外のほとんどの地域がこの cfa 気候に属します cf 引き子は暖流と偏西風で年か 草野小さい大陸西岸イギリスなど見られることから 請願会行政機構と言います c 機構のもう2つは雨の降る季節によって分けられます 夏に乾燥すると小文字の s をつけて cs 機構 地中海性気候文字通り地中海沿岸で特徴的に見られる気候です 日差しの強い 夏に雨が降らないので壁を白く塗ったこんな景色が見られます 逆に冬に乾燥する機構は小文字の w をつけて cw 気候温暖冬季小浮航と言います d 機構は2つ一年中雨が降れば df 機構 あ寒帯湿潤気候冬に完成 をする場合には dw 機構あかん台頭気象気候 と言いますどちらも冬の厳しい寒さに耐えられる 大河と呼ばれる広大な ceo 樹林帯が広がっています このように樹木のある a a c d 機構では2文字目につく小文字のアルファベットは降水量を表します f は湿潤 年中構成があることを表し s は様夏に感想 w は winter 冬に感想をそれぞれ意味します なおこれら以外の帰国分例えば ds とか as という気候区分も実は存在するのですが分布地域が極めて限られていますし 細かく分類し過ぎても帰って特徴が見えづらくなってしまうので 高校地理ではここにあげた気候区分のみを使います また a から e の気候区分以外にも標高の高い山などを表す h 江 鉱山機構というものも存在するので 菅ケッペンの気候区分とは別の区分になりますので後ほど別の動画で取り上げたいと 思いますではこの気候区分を 雨温図やはいさーグラフから実際に判定する練習をしてみましょう まずはこの雨温図を見てください棒グラフで表されている降水量を見ると雨の多そうな 季節もあるので感想タイではなさそうです また 折れ線グラフで表されて気温を見ると全体的に高い位置にあるので艦隊や霊体でもなさ そうです 判定の際には気温18度のところに性も引いてみましょう すると一番寒い菜館月平均気温が18度を超えていることが分かるので これはね ダイエー機構の雨温図だということがわかります続いて降水量に着目してみると5月 から9月ぐらいの降水量が極端に少なく 雨季と乾季がはっきり存在する場所であることがわかります よってこの雨温図は雨季と乾季のはっきり分かれた 熱帯つまり aw 機構 サバナ気候で あると判定できますちなみにこの雨温図はオーストラリアのダーウィンという場所の ものです 続いてこちらの雨温図を見てみましょう先ほどと同じように気温18度に線を引いて みると菜館月平均気温が18度を下回っているのでこの雨温図は熱帯ではないという ことが分かりますそしたら今度は c 気候と d 機構御大と霊体の境目となるマイナス3度に線を引いてみますすると菜館 月平均気温はマイナス3度を超えているので d 機構ではなく c 機構だということが判定できます 今度は降水量に注目します気温の高くなっている 67 8月に降水量が少なくなっていますつまりこのオンズは温帯で夏に雨が少ない cs 機構地中海性気候のものだと判定できます この雨温図はイタリアのローマのものです 最後はハイさあグラフでも練習してみましょうはいさークラフトはこんな風に 縦軸に気温横軸に降水量をとって1月から12月までそれぞれの月の月間平均気温と 月間降水量を順番に結んだものになります まずは気温に注目してみましょう先ほどと同じように自 18度とマイナス3度に線を引いてみます すると菜館月平均気温はマイナス3度よりも高く 18とよりも低いのでこのはいさーグラフは c 紀子御大のものであると分かります続いて降水量に着目します左側にコード降水量 は少ないことになるので 12月からさん 月ぐらいが降水量が少なく6dl 7dl 8月あたりが降水量が多いことがわかり ます ちょっと引っ掛け問題なのですが12月から3月頃が雨が少ない つまり冬に雨が少ないからこれは cw 機構だと思ってしまうと間違いなんですね 12月から3月頃が冬という いうのは各まで北半球での話です気候区分でいう夏とか冬というのは気温が高い時期 低い時期という意味です12月から3月頃の気温は6種8月の企業よりも高くなってい ますのでこのはいさーグラフのある地域は12月から3月頃が ん 初つまり美なみ阪急のものだということが分かりますよって本体で気温の高い夏に降水 量が少ない地域ということになりますので cs 機構これも地中海性気候ということになります こちらのハイさあグラフはオーストラリアのパースのものでした 気候区分の判定 は練習を繰り返して一覧表見なくてもできるように頑張りましょう はい今回の動画は以上になります気候区分判定の問題を含む確認問題にチャレンジし たい方はコメント欄の url からアクセスしてください また感想や質問などあればコメント欄にお気軽にご記入ください 次回からの動画ではそれぞれの気候区分の詳しい分布や人々の暮らしを一つずつ見て いきたいと思いますそれではまた次回 その