自己誘導と相互誘導の基本理解

Jul 31, 2024

自己誘導と相互誘導の授業ノート

概要

  • 自己誘導と相互誘導について学ぶ。
  • コイルの式の導出と特徴を理解する。

一次コイルと二次コイル

  • 一次コイル: N1巻、長さL
  • 二次コイル: N2巻
  • 可変電圧がついており、電流を流す設定。

磁場の形成

  • 電流が流れるとコイル内に磁場が生じる。
  • 右手の法則を使って磁場の向きを確認。
  • 磁場Hの公式: H = NI
  • 磁場Hを使って磁束密度Bを計算。
    • 磁束密度Bの公式: B = μH
    • 磁束Φの公式: Φ = B × S

自己誘導と相互誘導

  • 自己誘導: 一次コイル内で生じる誘導電流。
  • 相互誘導: 二次コイルで生じる誘導電流。
  • 両者とも、流そうとする電流に対抗する方向への磁場を生じる。

誘導起電力の導出

  • 一次コイルの誘導起電力: V1 = N1 × (dΦ/dt)
  • 二次コイルの誘導起電力: V2 = N2 × (dΦ/dt)
  • 自己インダクタンスLと相互インダクタンスMの定義。
    • L: 自己インダクタンス
    • M: 相互インダクタンス
  • 単位: ヘンリー(H)

問題演習

  • 面積Sの違いに注意。
  • 問題例: 一次コイルでの電流の変化をグラフで示す。
    • 相互インダクタンスを用いた起電力の計算。

まとめ

  • 電流の時間変化が起電力を生じること。
  • 変化がないと起電力は生じない。
  • 演習を通じて理解を深めることが重要。